セカンドオピニオンとは、現在、診察や治療を受けている医師とは別の医師に求める「第2の意見」です。
残念なことですが、いまだに患者さまへの十分な説明を行なっていない歯科医院は散見されます。
「この部分入れ歯は保険診療外のものしかない」「すぐに抜歯しなければならない」などと言われ、悩んでしまう患者さまがいらっしゃるのです。
もちろん、十分な説明がなされなくても、それが適切な治療である可能性はあります。しかし、患者さまの立場からすれば不安を感じるでしょうし、どうしたらいいのか困ってしまうと思います。セカンドオピニオンは、患者さまの判断を手助けし、治療に対する安心感を高めます。
無料でセカンドオピニオンを出されている歯科医院もありますが、当院では有料(3,000円)としています。無料ですと、患者さまが当院で治療を受けなくてはならないのではないかと気をつかわれてしまうことがあるからです。今、ご自分が受けている治療に不安や疑問を感じたときは、ぜひご来院ください。

歯科の保険診療を行う際にかかる費用は、厚生労働省により細かく定められていますので、全国どの医療機関で行っても金額は変わりません(ただし、大学病院および一部の大型病院のみ費用が高く設定されています)。
しかしながら、診療にかかる費用はとても細かく定められているため、同じ治療を行った場合でも、お口の中に残っている歯の数、治療した歯の部位によって費用が変わってきます。以下、治療の参考費用を載せますが、状況により変動することをご理解ください。

最低限の治療は健康保険で補償されていますが、お口の状況によっては自由診療を選択することにより、治療後の見た目をよくできたり、歯を長持ちさせたり、よりよい結果を得られます。
たとえば、保険診療では奥歯(大臼歯)に被せ物(クラウン)を入れる際、銀歯しか選べませんが、自由診療では、見た目のよいセラミックの被せ物や、歯になじみのよいゴールドの被せ物を選択できます。また前歯は、保険診療でも白い被せ物(レジン前装冠)を入れることはできますが、汚れが付きづらく歯茎にやさしいセラミックの材料を使うことは、自由診療でないとできません。
しかしながら、自由診療にもデメリットがあります。よい材料を使用するため、費用が高額になってしまうことです。
ハニー歯科では、説明をご希望の患者さまには(初診時のアンケートにてお聞きします)、保険診療で治した場合と自由診療で治した場合の違いを、費用も明確に、わかりやすく説明いたしますので、患者さまにあった治療法を選択していただけるかと思います。